もともと適温に冷やしておいたものですから外気に触れると当然汗をかくわけで、なかなかラベルが乾きません。それを何度も表面を拭きながら数時間、ようやくラベルが乾いてきました。ラベルが濡れると、そこからカビが生えやすくなるのですよね。
そうしたラインナップを改めて見てみると、当然ながら好きなものばかり、圧倒的にローヌとサン・ジュリアンのものが多いです。レストランで飲むと結構なお値段がするものを、こうして自宅で購入して飲めば何分の一かの支出で済みます。もちろん、保管状態の違いはあるでしょうがね。
これらのワイン、乾かしたとはいえラベルがかびる可能性大なので、この際だから全部飲んでしまえということになりました、もちろんいつもの炭火焼きではもったいないですから、何かの記念日にかこつけてということになるでしょう。こういうことでもなければなかなかきっかけがなくて飲むことのないワインでもあります。
以前フランス料理のレストランのシェフから聞いた話では、年代物の希少なワインを開けたところすっかり酢になっていたということでした。そこまでの年代物ではありませんが、おいしいうちに飲んでおくに越したことはありません。