2014年12月30日

あきたシャポンと八ヶ岳

早起きの癖がついており、最近は1時とか2時に目が覚め、3時には起きてしまいます。でも今はこんな時間でもニュース番組をやっており、溜まったビデオとともによく見ています。そこでこの日たまたま見たのは、「あきたシャポン」という鶏です。

何でも比内地鶏というのはすべて雌で、雄はヒヨコの段階で淘汰されてしまうそうです。肉質が硬いということなのでしょうか、そのままでは食用には向かないらしいのです。それではもったいないということで、これを去勢してじっくり育てることで、雌にも劣らない食用肉ができるというのです。このことをシャポン(フランス語です)といいます。

フランス料理で有名なブレスの鶏もこのシャポンがあるようで、今まで雄や雌を区別して食べたことはありませんでした。日本ではこの養鶏技術がまだ確立されていないらしく、ようやく秋田で生産が始まったということです。そして、これをこよなく愛する東京のフランス料理店のシェフが出ていました。

そのお店の名前がまさに「オー・シャポン・ファン」であり(英語のfanではありません)、興味があったので早速調べてみると、何と八ヶ岳にもお店がありました。見ればあぁ、あそこかといった場所で、八ヶ岳倶楽部の下に今年新しくできた店で、存在は知っていたのですがまさかこういうことで接点があるとは。

残念ながら現在は冬季休業中とのことですが、口コミによるとビストロと銘打っているだけあってリーズナブルらしく、オープニングレセプションではかなり有名人が来ていたようです。そこであきたシャポンが出るかどうかはわかりませんが、来年はぜひ訪れてみたいと思いました。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 食をめぐる報道
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