なので一般的に有名なワイルドターキーやジャックダニエルなどは次点で、これまでもたまには飲んでいました。そのような中でどうでしょう、多分20年ぶりくらいでI.W.ハーパーをこの度買い求めて飲みました。ハーパーの特徴は度数が強いわりには(バーボンとしては標準ですが)口当たりがよく、リッチ感のある味わいでした。なので上記に挙げた男性的なバーボンに比べ、女性に受ける銘柄でした。かねてより妻のリクエストもあったのでこの度買ってきたのですが・・・。
思い切り期待外れでした。以前の印象とはまったく違います。これは悪いけれど1,000円くらいの廉価版バーボンとほとんど同じ味です(あえて廉価版の銘柄は挙げませんが)。何がここまで違ってしまったのだろうと残念至極です。これでは女性にもお勧めできません。
ネットで調べるとやはり同じ思いをしている人がいました。日本酒でも八海山や久保田、越乃寒梅といった例がありますが(いずれも新潟ですね)、やはり生産体制が変わると味も変わるのではないでしょうか。腐ってもバーボンと思っていましたが、これはいただけない。これならば1,000円のバーボンで十分です。