2016年03月13日

フランス人が一番好きな料理

新聞に載っていました。フランスでの調査でフランス人が一番好きな料理は何か、定期的に行われているようです。今回の調査ではいつも第一位だった料理を僅差でかわして、鶏の丸焼きだったそうです。レストランでは「プーレ・ロティ」と呼ばれるものでしょう。

この料理、かつてわが家でもよくやりました。中にいろいろと味付けした米を入れるのですが、むしろ鶏肉よりもそのエキスを吸った米の方がうまい。ちなみにフランス在住と思われるライターのその記事では、ソリレスをぼんじりと間違えて書いていました。新聞に載っていることを鵜呑みしにしてはいけません。これはよくあることです。

そして僅差でかわされた第二位の料理とは鴨のロースト、それもマグレ(ムネ肉)、レストランでいう「マグレ・ド・カナールのロティ」です。こういうところがいかにもフランスらしいです。鶏と順位を争うほど、鴨が一般的な食肉だということです。あとは多分、これも日本では希少なパンタード(ほろほろ鳥)も。

気になって日本人が好きな料理とは何か調べてみたところ、寿司、刺身、ラーメンということでした。わかるような気がしますね。調査にとっては焼肉というのもありました。寿司や刺身はともかく、ラーメンや焼肉は本場のものを輸入して日本独自のものに完成していったものですね。食に限らず、日本はこういうことがとても上手です。

posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 食をめぐる報道
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