2017年04月02日

放牧と畜舎の羊の食べ比べ

羊というのはてっきりハイジの世界のように放牧だけで育てられていると思っていましたが、牛舎や豚舎、鶏舎と同じく、畜舎での生産もあることをこの度初めて知りました。羊舎とでもいうのでしょうか、ほかの家畜のようにイメージがつきません。

KIMG1995.JPG

そして今回、その放牧と畜舎とで同じラム肉の味にどのような違いがあるかという依頼がありました。無類の羊好きとしては願ったりというところです。形状は違いますが重量はほぼ同じ、手前が放牧、奥が畜舎です。

KIMG1996.JPG

いつもの炭火焼きですが、何しろ今回は食味の審査ですから酔っ払わないうちにと慎重を期しました。

KIMG1998.JPG

これが放牧もの、

KIMG1997.JPG

これが畜舎ものです。

比較の結果は次の通りとなりました。

     放牧  畜舎
肉の色  濃い  薄い
香り   強い  弱い
食感   硬い  柔らかい
甘み   少ない 多い
羊っぽさ 強い  弱い
対象   マニア 一般

焼く前からわかっているのでブラインドで試してみても、その差はわかりました。ただ、いずれも羊の肉の特徴が弱く、肉の味、脂の甘み、香りが個人的にはもの足りませんでした。今回の品種はわかりませんが、日本で好まれているサフォーク種は概してクセがなく、羊が苦手な方でも食べられるとされています。羊好きとしては、だったら食べなくてもいいんですけれどと思ってしまいます。

以上、未年の執事でした。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 食べたもの
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