2006年11月29日

「秘伝のタレ」はもうやめよ

毎日必ず食べ物に関するテレビ番組があり、極力見るようにしていますが、何しろその表現のステレオタイプ化、ボキャブラリーの貧弱さといったらたまりません。最近は映像を見ただけで次に出てくる言葉が想像できてしまいます。

その代表が「秘伝のタレ」です。鰻、天丼、焼き鳥、何でもタレの映像が出てくると大抵はこれです。本当に秘伝か?門外不出か?といつも思ってしまいます。

そりゃタレ一つ作るのだって考え、こだわり、独自のものを開発していることはわかります。それを何でもまとめて「秘伝のタレ」と画一的な表現にしてしまうのはいかがなものでしょうか。中には秘伝でも何でもなく、アルバイトにも作り方を教えているお店もあるでしょう。

もっとひどいのは「秘伝のタレの作り方」などとテレビでやってしまうことです。どこが秘伝だって。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 食をめぐる報道
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