2009年03月22日

オープンキッチン考

敷島にある「欧風料理 カブーロ」に行ってきました。メニューにはビストロの定番料理が並んでいます。当然これらをオーダー。

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サラダは砂肝と生ハムのもの。野菜はどちらも同じです。

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メインは鴨のコンフィと牛頬肉の赤ワイン煮込み。この辺でこうしたものが食べられること自体、貴重な存在でしょう。

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デザートはガトーショコラがこの日はなかったため、2人ともこの苺のミルフィーユ。甘さが足りませんでしたが、ランチのデザートとしてはちゃんとしています。これにコーヒーが付いて1,890円でした。

食べたものはともかく、ここがオープンキッチンにしていることが気になりました。オープンキッチン自体がどうこうというのではなく、オープンキッチンにするのならその影響をよくよく考えるべきなのです。

20席弱の客席を夫婦2人で回しているので、予約客などでほぼ満席になった休日のこの日などは、キッチン・ホールともいっぱいいっぱいです。すると、キッチンの旦那さんからホールの奥さんへいちいち罵声が飛びます。「早く持ってけ!」「そんなことやらなくていい!」といった具合です。

オープンキッチンというのは厨房と客席が空間を共有しているレイアウトです。当然厨房からの声は客席に聞こえ、それがBGMともなります。鍋などが小気味よく振られている音などは心地いいのですが、怒鳴り声はいかがなものでしょう。怒鳴ることの是非ではなく、ここがオープンキッチンであることの配慮に欠けていることが問題なのです。

このようなことは何も初めてではありません。東京のレストランでも何度かありました。オープンキッチンは経営サイドからすると作業効率が良いことが挙げられますが、それはあくまでも売り手の論理です。客からすると調理過程の臨場感を味わえることが楽しみでもあり、お店の雰囲気にも一役買っていますが、クローズドな厨房と違って常に料理人は見られているという意識が伴わないと逆効果となります。

加えて、旦那さんも奥さんも楽しそうに仕事をしているようには見えませんでした。レストランとはその語源からして、本来人を元気にするところのはずです。料理よりもこの点の方が印象に残るお店でした。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(2) | 食べたもの
この記事へのコメント
こんにちは!oratakiです。
残念ですねぇ。せっかくのお料理が。。
舌・目のほかに耳でもおいしさは感じられるんですから。ご主人、このブログ読んでくれるといいですね。
Posted by orataki at 2009年03月23日 22:33
oratakiさん、コメントありがとうございます。書き忘れましたが、奥で会計を済ませてオープンキッチンの前を通って帰るときも、「ありがとうございました」の一言もないんですよ。絶対見えているはずなのですけれどね。
Posted by bourbon_ueda at 2009年03月24日 05:06
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