
中国ではシャンツァイ、タイではパクチー、西洋料理ではコリアンダーと呼ばれる香草は、その独特の香りから好き嫌いがはっきり分かれるものです。その種子はコリアンダーシードというスパイスとして用いられますが、あまり葉の方を大量に食べることはないと思います。
友人の結婚祝賀会で、新郎の母上がこのシャンツァイとパセリをこれでもかというくらい餡に入れた餃子を作ってくれました。両方とも自家栽培の香草で、この特製餃子は名物だそうです。作っている段階から興味津々でした。

焼き上がりは普通の餃子ですが、一口食べてみるとその強烈な香りが口の中に広がります。私はシャンツァイも含めてハーブやスパイスが大好きですので、この味は新鮮でした。概して男性はシャンツァイが苦手な傾向があるように思われましたが、同席した仲間もたいそう気に入ってたくさん食べていました。

あとこの日は沖縄のアグー豚や高そうなお酒が届いたりして、貸し切りの店内で仲間たちが調理した数々の料理に舌鼓を打ちました。