
それがこれ、明らかに1瓶が内部で発酵しています。出水は膨張して漏れたトマト水、音はその漏れ出した際のものでした。そしてこれはいかんとキッチンで蓋を開けたところ、天井までトマトソースが飛び散る大爆発となりました。人間は大変な事態に直面したときほどその素性が出るものだとよく言われますが、ここは不惑を超えた大人、冷静に上から丁寧に飛び散ったトマトを拭き取り、結構な時間はかかりましたが何ごともなかったかのような状態に戻しました。
同じ日付で9個瓶詰めしているわけですが、たまたま何かの拍子で雑菌が混じったのでしょうか、同日のほかの瓶も注意深く観察していますが、今のところ異常はないようです。何しろ金属の蓋がぷくーっと膨れるくらいですから、かなりの圧力です。そりゃ天井まで飛びますよね。
これを教訓に、今後は瓶詰めの後の殺菌を徹底することにしました。蓋近くまで熱湯を張って最低15分は加熱、この日はその後ルンゴのソースを8瓶作りましたが、今までに比べて脱気がよくできているようです。倒置したときの空気のスペースの大きさがまるで違います。
何気なく書いていますが、爆発時はもうそりゃ大変な状況だったのですよ。ちなみにこの写真は爆発後のものです。それだけ中身がログハウス中にまき散らされたのです。