2011年12月27日

雌鳥のコック・オー・ヴァン

英語で雄鶏はcock、雌鶏はhenですが、フランス語でも雄鶏はcoq、雌鶏はpouleと使い分けます。ですからコック・オー・ヴァンという料理は本来は雄鶏のはずですが、一般にはその区別なく鶏の赤ワイン煮込みとして出回っているかもしれません。

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この度は雄鶏ではなくおそらく雌鶏でコック・オー・ヴァンを作ってみました。おそらくというのは流通上の名称は親鶏とか種鶏とかいう表記で定かではないのですが、卵を産めなくなった雌鶏であるいわゆる廃鶏のことだと思います(今回の表記は種鶏でした)。

味については特に記しません。それが雌鶏だったせいかわかりませんが、思えば鮭にしても牡蠣にしても上海蟹にしても、卵に栄養をとられる雌よりも雄の方がおいしいというのはよく聞きます。やはり廃鶏ではダメなのでしょうか。

雄鶏か雌鶏かわかりませんが、「骨付鳥」という名称が商標登録されている有名なお店でも、やはりメニュー名は「親鳥」でした。役目を終えた雌鶏が最後のご奉公で人間に食べられるのはよいのですが、では雄鶏の老いたものはどこに行ってしまうのでしょうか。それともいわゆる若鶏というのはみんな雄鶏なのでしょうか。

そう言えば牛も英語では雄はox、雌はcow、フランス語では雄はboeuf、雌はvacheです。そうするとオックステールの赤ワイン煮込みやブッフブルギニヨンといった料理はきちんと雄雌の区別がされているのでしょうかね。考えるときりがなくなってきました。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 食べたもの
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