2007年09月15日

隣の畑で十分のワイン

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そもそもなぜ五大シャトーと定められたのかも怪しい経緯があるそうですが、少なくともそうしたブランドには惑わされずに自分の好みで選択する、あともちろんべらぼうに高いので手が出ないという事情もありますが、ワインでも何でもカリテプリであればそれでいいのです。

もともとシャトー・ラグランジュをはじめとしたサン・ジュリアンのワインが好きなのですが、今回レストランでサジェストされたのは、サンジュリアンと道一本隔てた畑のものだそうです。シャトー・ベイシュヴェルはサン・ジュリアンですが、隣でも畑が違えばサン・ジュリアンは名乗れません。「レ・ブリュリエール・ド・ベイシュヴェル」という銘柄です。

この畑違いの問題はよく取りざたされますが、道一本の違いでそんなに変わるのかなと常々思っていました。虎ノ門の「サラマンジェ」で実はこれが2回目のオーダーで、こんなことは極めて珍しいのです。なるべくいろいろな銘柄を飲みたいですからね。それくらい前回飲んだときの満足度が大きかったということです。値段は4,500円ですから、絶対額としてもお店ではかなり安い部類に入ります。

ラベルをよく見るとサン・ジュリアンで瓶詰めされていると書いてあります。いずれにしても、隣の畑で十分です。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 飲んだもの
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