この度たまたま近いうちにそこでケーキを食べようかという話になり、定休日を調べにホームページを見たら何とちょうど今週末に「春のパン祭」などというものをやっておりました。私などは山崎パンのそれくらいしか思い浮かばなかったのですが、何でもお菓子の福袋なるものと「幻のパン」というものをいずれも限定販売するようです。限定ものに弱い私たち、早速予約をしてこの日お店に取りに行ってきました。

これがその幻のパン、一つ525円です。なぜ幻かというのは、以前勤めていた店で出していたもので、あっという間に売り切れてしまうので従業員も見たことがないという意味の幻だそうです。冒頭に記したようにあまり詳しくない私、表現すると外側がカリッとした大きなシュークリームといったところでしょうか。全体に上品なお味で、多分こうしたシンプルなものは素材の良さがダイレクトに出るものだろうなと感じました。
その以前勤めていた店というのは「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」のことなのか、私などはそこの出身というブランド力だけで良い先入観を持ってしまいます。そこのオーナー弓田さんは業界では大変有名な方で、お会いしたことはありませんがずいぶん前にある人を通して仕事に結び付きそうになったことがあります。
この長い店名、日本語の音だけでは覚えにくいなとずっと思っていたのですが、よく見るとこれは形容詞付きの名詞ではなく文章なのですね。英語で記せば「It rains on the Seine」といったところでしょうか、「セーヌ川に雨が降る」ということのようです。私などは即座にメリッサ・マンチェスターの「You should hear how she talks about you」を思い出してしまいました。曲名ですが、思い切り文章ですよね。
ちなみに「アン・グーテ・ア・ラ・カンパーニュ」という店名は「田舎風おやつ」という意味ですが、とても田舎のものとは思えない洗練された味は確かなものです。昨年のカンティ・フェアではちょうど背中合わせの出店場所となり、ちょっとした交流もありました。この地に来た人にお勧めするパティスリーならここですね。
ここのお店の超期間限定のお菓子
「ヌガーグラッセ」これがもう絶品です!!
ここの所2年に一度の割合で食べる事が出来ています。
今年も食べたい!
しかしパン祭り、HP見ておくんだった。。。。
しかも今日は雪で帰りにそちら方面に行く予定も丸つぶれだったし。。。
リベンジしたいです。