2013年10月13日

スリランカの椰子の花酒

をやっていて何が楽しいって、いろいろなお客さんと出逢えることが一番です。いくつになっても女将さんが一人でやっている居酒屋など、わかるような気がします。そんな中、この日いらしたお客さんから珍しいものをいただきました。

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以前スリランカに滞在していたというその方、これは椰子の花から作った蒸留酒だそうです。嗅げば甘い香り、飲めばなおさら口の中に広がる花の香り、37度ということですがその強さを感じさせません。もちろんこのままストレートで。水などで割ったらその真価が損なわれそうです。

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この日はもう一ついただきものが。クルミが入ったお手製のパウンドケーキです。これは家を建ててもらった大工さんが稲藁を取りに来た際、奥様からいただいたものです。何でもバラやイチゴの栽倍にマルチシートとして使うそうで、これぞまさに藁しべ長者。でもこれを他のものに替えることなく、しっかりと食べました。

歴史家の間では貨幣経済が人々の心を荒ませてしまったとの指摘もありますが、確かにこうした物々交換は得も言われぬ楽しさがあります。以前大工さんと水道屋さんの労務提供交換のことを書きましたが、これもある意味物々交換ですよね。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 飲んだもの
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