ピザ(正確にはピッツァ)はおそらく誰もが好きな料理でありながら、いや、だからこそなのか、巷のピザ店はどこも値段が高いなぁとずっと思っていました。原価構造はよくわかるし、いわゆる儲け筋商品という位置付けなのか、以前イタリア料理店を開きたいというシェフとの会話で、「ピザをやりたい」「なぜですか?」「儲かるから」というものがありました。
そうした状況をわかってか、消費者のフラストレーションが溜まるところにはビジネスチャンスがあるもので、ここに来て立て続けに低価格というか納得価格のピザを出すお店が増えてきました。報道ベースではありますが、私が知った順にまとめておきます。
・ピッツァマン(大井町)
中目黒の名店サヴォイ(現在は聖林館)の主人によるお店。ピッツェッタ(小さいピッツァ)が350円から。本人曰く、「ピッツァとは本来こういうもの」。
・タランテッラ・ダ・ルイジ(白金)
ここは本格的な有名店ですが、マリナーラが500円。理由は「チーズを使わないから」。納得、他店も見習ってほしいものです。
・ピッツァ・ナポレターノ・カフェ(高円寺)
吉野家が展開するピザ専門店。牛丼店の中でも一点集中戦略だったのが、BSE騒ぎで大きなダメージを受けて、多角化に舵を切っているようです。
・バール・センプレ・ピッツァ(荻窪)
25cmのピッツァが400円〜ということでしたが、お店によっては280円というメニューもあるようです。そう、すでにもう数店舗展開しています。
・ソロピッツァ・ナポレターナ(名古屋)
連日が行列ができる地元の人気店のようです。やはりマリナーラが350円、マルゲリータは550円。ナポリでは1枚3〜6ユーロということで、まさにその水準ですね。
東京に住んでいた頃なら迷わずハシゴしている各店ですが、どうしましょう。東京には仕事でしょっちゅう行っているので(最近は週3日ペース)、考えてみましょうか。
2013年11月07日
納得価格のピザ店が増えてきた
posted by bourbon_ueda at 00:00
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| 食をめぐる報道
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