以前サッカーの釜本選手を発掘したコーチの話で記憶していたのが「北海道に熊がいる」というものでしたが、今改めて調べてみると釜本さんは京都出身で、コーチには「北海道の熊のようにのろまになってはいかんぞ」ということらしいです。いやぁ、昔の記憶って曖昧なものですねぇ。
なぜバーミキュラと釜本さんが結び付いたかというと、眠っていた名器がついに姿を現したという連想からでした。そのバーミキュラでかねてよりメールより案内があった新米を炊いてみました。ル・クルーゼやストウブといった外来のホーロー鍋とバーミキュラが違うのは、その密閉性です。当時の開発担当者がそれらの鍋を見て、これならば自分たちの方が良いものを作れると思ったという逸話があります。
そしてやってみました。実は2ヶ月ほど前に甲府に大手家電量販店(ケーズデンキですが)がオープンした際、かねてより買い替えようと思っていた電気炊飯器を買ったのでした。お米の炊き方モードも多岐に渡り、いろいろと試してみましたが何か今ひとつ。今回買ったのは圧力IHモデルでしたが、これならばそれまでの単なるIHでもない、マイコンモデルの方が良かったかと思うほどでした。
バーミキュラの炊飯の結果はなかなか良かったです。少なくとも最新の圧力IHモデルよりも。もともとお米を炊くために買った鍋ではないですが、これならば老朽化したル・クルーゼの後継としてもう一つあってもいいかなと思いました。やはりメイド・イン・ジャパンの緻密さは素晴らしいです。
であれば、お米を炊くのは今後何にするかと。電気炊飯器ならではの魅力は予約タイマーがあることで、それぞれ使い分ければいいのかなと思いました。いつも週末には店の営業と私の東京仕事の弁当とで早朝にお米を炊きあげていなくてはならないですからね。
そして今回のご飯のお供には金沢のお土産にいただいた鯖のへしこ。これが抜群にうまかった。へしこはこれまでも私たちも現地に行って買ったことがありますが、やはり品物によってかなり味が違うものですね。これは周りの糠も実においしく、書いてるようにとてもこそげ落とすことなどできませんでした。